今から千年ほど前の人たちが、自分達を取り巻く美しい四季の風景や厳しい自然環境・・・恋しい人を思う激しい恋心や失恋の嘆き、そして・・世の中や人生への様々な思い、心の動きをリズミカルに歌で表現しました。今一度振り返ってみる価値はあります・・・
百人一首とは勅撰和歌集10集の百人の歌人の歌を、藤原定家が一人一首ずつ選んでまとめた撰集です。
百人一首と呼ばれるものの種類は色々ありますが、一般的には『小倉百人一首』の事を言うのが普通です。
なぜ「小倉]か・・・・・・というと、 撰者である藤原定家の小倉山荘の名が由来となっているようです。
故きを温ずねて新しきを知る。日本語のもつ美しさ・・・・人間としての本来あるべき心・・・・・
・・・・少し立ち寄っていってください。
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ