百人一首をおぼえよう!
★ 12月3日更新
一の歌 | 秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ |
二の歌 | 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天(あま)の香具山 |
三の歌 | あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む |
四の歌 | 田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ |
七の歌 | 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に 出(い)でし月かも |
八の歌 | わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり |
九の歌 | 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに |
十二の歌 | あまつかぜ 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ おとめの姿 しばしとどめむ |
十三の歌 | 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ |
十五の歌 | 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ |
二十二の歌 | 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ) |
二十七の歌 | みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ |
三十の歌 | 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし |
三十三の歌 | ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ) |
三十七の歌 | しらつゆに 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける |
四十一の歌 | 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか |
四十二の歌 | 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪越さじとは |
四十三の歌 | あひみての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり |
四十四の歌 | 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし |
四十八の歌 | 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな |
五十二の歌 | あけぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな |
五十三の歌 | なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかは知る |
七十の歌 | さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ |
七十二の歌 | 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ |
七十六の歌 | わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの雲居にまがふ 沖つ白波 |