どんな人でも今までの人生のなかで「私は、孤独だ」と感じたことは一回や二回ではなかったでしょう。若い頃は・・・運動会でカケッコ負けた、試験に落ちた、仲間に入れてもらえなかった、失恋した等々・・
社会人になり・・・人間関係も複雑になってくるにつれて、精神的な「孤独状態」を頻繁に感じる人も多いと思う。
友人や仕事そのものに救いや生きがいを求めて、そこに安らぎを見出したり、歌や酒や涙で心が癒される人達はしあわせだと思います。しかしそれでもなお満足の境地に至らなかったとしたら・・・・

発想を変えてみよう!
@「チームワーク」という言葉から連想するもの・・・皆で助け合う・・・本当にそうでしょうか?ある本を見ていると「チームワークとは、与えられた事柄を独力で完全に最後までやりとげること」と、書いてあるんです。他人に頼ってはいけないし、強い自分がそこに求められているということでしょう。
このことは見方からすればとても「孤独」なことですよね。でも・・・結果は良い・・・

A自分が異郷の地に居ると想像してください。まわりは知らない事柄ばかりです。当然淋しさから”孤独”を感じるでしょう。しかし・・・・知ってる事だらけの故郷へ帰ったからといって、別に幸せが一生保証されるものでもありません。むしろ「今、自分の立っているところが故郷なんだ」と考え、その孤独感を他人や環境のせいに転嫁せずにじっくりと噛みしめ、心機一転して自分を独りであっても独りでない境地に高めることが必要ではないでしょうか。だから「故郷は遠きにありて想うもの」なんです。

”独生独死、独去独来”・・・・これは「人間とは生まれた時も死ぬ時も、来るも去るもいつも一人ぼっちなんだ」と言う意味なそうです。昔から言われていることです。
「人間所詮は独り・・」とか「遠きにありて・・」といっていることも裏を返せば・・「人間は独りだから強いんだ!」と訴えているような気がしてなりません。

「正論」を通せば通すほど、または・・・自分の考えを前面に押し出せば押し出すほど、人間である以上、「孤独」の影がつきまとうことは避けられないでしょう。ひょっとしたら摩擦が起きるかもしれません。でもこれは障害ではなく、「エネルギー」なんです。何もしないで妥協してはいけません。
こんな経験が多ければ多いほど人はその都度強くなり、確固とした意志を持ち,物事に取り組むでしょう。、
考え方によっては・・・・これって幸せなのかもしれないですよ〜。

発想の転換で心を豊かに

《発想の転換F》

『 もし・・・孤独だと感じることがあっても 』