百人一首の歌人達

○9 小野小町 ○22文屋康秀 ○30壬生忠岑 ○33紀 友則
花の色は〜 吹くからに 有明の〜 ひさかたの〜
伝説の美女で、六歌仙、三十六歌仙の一人。
平安初期の女流歌人としてナンバーワンとされる人です。
形部中判事、三河掾(みかわのじょう)、縫殿助(ぬいどののすけ)など官職は低かったのですが、六歌仙の一人。三河掾になって三河国に下るときに小野小町を任地へ誘った話が有名です。文屋朝康は彼の子。 9世紀後半から10世紀前半ごろの人で、「古今集」の撰者の一人。三十六歌仙の一人でもあります。百人一首41番の作者、壬生忠見(みぶのただみ)の父親です。
「土佐日記」の作者で百人一首にも歌がある紀貫之のいとこ。宮内権少輔有友(ごんのしょうありとも)の息子。

今まで解説・紹介した歌の作者を紹介です。

この絵は歌仙絵師  千絵崇石さんの許可を受けて掲載いたしております。